【浄土真宗のお経】正信偈・和讃の意味とは

【浄土真宗のお経】正信偈・和讃の意味とは

正信偈って?

正信偈は、鎌倉時代に「親鸞聖人」によって書かれました。親鸞とは日本の有名なお坊さんで浄土真宗を開いた人です。現在でも浄土真宗の寺院から「正信偈」がよく聞こえてきます。

「正信偈」と呼ばれて親しまれていますが、正式には「正信念仏偈」と呼ばれます。

親鸞は「教行信証」という書物を著しました、その中ある正信偈は「7言120句」で書かれています。

「7言120句」とは一体なにかというと、「7文字の漢字が120行ある」ということです。

実際に冒頭部分を見てみると

帰命無量寿如来 南無不可思議光
法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所
覩見諸仏浄土因 国土人典之善悪…

というふうに、7文字の漢字の組み合わせが並んでいます。これが120句つづきます。

和讃って?

和讃とは仏教歌謡の一種で歌のようなものです。俳句が五七五でできているのに対し、和讃は七五調でできています。

和讃の一部をみてみると

弥陀成仏のこのかたは
今に十劫を経たまえり
法身の光輪きわもなく
世の盲冥を照らすなり

このように俳句のようなリズムのいい言葉でできています。

親鸞聖人の有名な和讃に、「三帖和讃」があります。これは三つの有名な和讃のことで、「浄土和讃、高僧和讃、正像末和讃」のことです。

何が書かれている?

先ほど3つの有名な和讃をあげましたが、その中でも1つづつ内容に特徴があります。

浄土和讃は、阿弥陀如来とお浄土の徳を讃嘆している内容

高僧和讃は、インド・中国・日本の有名な7人のお坊さんを賛嘆している内容

正像末和讃は、親鸞が85歳頃に書かれたもので、年を重ね信仰が深まる喜びや、懺悔の告白、末法における阿弥陀の悲願を賛嘆している内容

ちなみに有名な7人のお坊さんは「龍樹菩薩・天親菩薩・曇鸞大師・道綽禅師・善導大師・源信和尚・源空上人(法然)」のことで、正信偈にも登場します。

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