仏教用語集

あ行

【愛別離苦(あいべつりく)】
愛するものと別れ離れる苦しみのこと。四苦八苦の中の八苦の一つ。
どんだけお金貯めても死ぬときは手放すんだもんね〜・・・

【諦める(あきらめる)】
元は「あきらめる」は何かを断念するという意味ではなく
真理を明らかにする→明らめる→あきらめる

【悪人正機(あくにんしょうき)】
悪人こそ救われる。そう聞くと変な感じ。え、むしろ悪い事すればいいの?
じゃなくって、アミダ仏が一番救いたいのは、「命を頂きながらじゃないと生きれないような私たち(悪人)」ってこと。

【有り難い(ありがたい)】
ありがとうは「有ることが難しい」からできた言葉。
地球上にいる生き物の中で人間に生まれるのはほんの一握り、その中で仏教に出遭う人はさらに少ない、むしろ無いに等しい。そんな中、私が仏教に出会ってる事は、有り難い。

【応身(おうじん)】
人間の姿をして、この世に現れた仏。実際に人間としてこの世に現れたとされる仏は、今までたった一人しかいません。インドのおしゃか様です。

【応病与薬(おうびょうよやく)】
病気に応じた薬を与える。お釈迦さまは、人それぞれの悩みに適した教えを説いていった。それはまるで医者が病気に合った薬を与えるように。
骨折した人にカゼ薬あげてもあんま意味ないもんね

【怨憎会苦(おんぞうえく)】
自分が怨んだり憎んだりしている人と、会わなければならない苦しみ。
人間の苦しみは8種あるとされている内の1つ。苦しみの原因を知り、取り除いていこうというのが仏の教え。

【四苦八苦】人の悩みは全8種?

か行

【帰命(きみょう)】
サンスクリット語の「ナマス」を中国の言葉に変えたもので、意味は「信じます、任せます」
インドの挨拶「ナマステ」のナマスと同じで、「テ」は「あなた」という意味。
ナマステは、あなたに帰命します(敬意を示します)になる。

【愚痴(ぐち)】
人間には3つの毒があるという。「貪・瞋・痴」つまり「欲望・怒り・無知」の煩悩。
この中の痴が愚痴であり、真理に対する無知の心。3つの毒を持ったままの私を救うというのがアミダ仏。

【光輪(こうりん)】
仏の身体から発せられる光。煩悩をかき消す光。アミダ仏像の後ろをよく見ると、放射状の線が広がっています。これは後光と呼ばれ、あらゆる方向を照らすとされています。アミダくじの由来にもなったと言われていますね。

さ行

【七高僧(しちこうそう)】
7人の有名なお坊さん。インドの龍樹、天親。中国の曇鸞、道綽、善導。日本の 源信、源空。
源空は法然のことであり、浄土宗の開祖。

【十劫(じっこう)】
数え切れないくらい長い時間。そもそも「劫」とは、仏教やインド哲学で使われる時間の単位で、「1つの宇宙が誕生し、消滅するまで」これが一劫です。それが十個分と考えてください。とてつもなく気が遠くなりそうですね。

【舎利(しゃり)】
ブッダの遺骨を仏舎利(ぶっしゃり)と呼ぶ。
火葬した後の遺骨が米粒のように細かかった事から、米の事をシャリと呼ぶようになったとされる。
細かい石や砂などを砂利と呼ぶのもこれが由来とされる。

【娑婆(しゃば)】
私たちが生きているこの世界のこと。欲望が渦巻く迷いの世界。
「娑婆の空気を吸いたい」というセリフをよく耳にするように、隔離された場所から今までいた自由な世界に出たいという意味で使われている。仏の願いは娑婆に生きるものを極楽浄土へ生まれさせる事。

【成仏(じょうぶつ)】
願いを成就し仏になること。アミダ仏は「衆生(私たち)を救いたいという願いを成就(成し遂げ)し、仏になった」
一体何から救われるのか等、記事にまとめています↓

【浄土真宗】和讃の意味:弥陀成仏のこのかたは

【諸行無常(しょぎょうむじょう)】
諸々の行は常では無い。あらゆる物事は絶えず変化し続け、永遠ではない。
川の写真を撮る、再び川を見るとそこに流れているのは新しい水である。写っている水はすでに下流を流れ、いずれ海で蒸発し、空で雲になり雨となり、山で凍り、また溶けて川になる。形は変わりゆく。

た行

【醍醐味(だいごみ)】
牛乳を精製する段階に「乳(にゅう)」→「酪(らく)」→「生酥(しょうそ)」「熟酥(じゅくそ)」→「醍醐(だいご)」がある。醍醐は最上級の味とされ、仏の教えに例えられる。味が気になる。

【托鉢(たくはつ)】
鉢を持った僧侶がお経を唱えながら歩き、食べ物や着る物をもらうこと。肉や魚は入れていいの?という記事はこちらをチェック。

【仏壇に刺身はOK?】お坊さんって肉食べていいの?

【他力(たりき)】
食事で動物の命を頂いたり、欲でケンカする私達は浄土へいけない。それを可能にする唯一の方法が、人間の力をこえたアミダ仏の本願の力。親鸞聖人「他力と言うは如来の本願力なり」

は行

【彼岸(ひがん)】彼の岸(かのきし)と書いて「向こう岸」
【此岸(しがん)】此の岸(このきし)とい書いて「こちら側の岸」
向こう岸の悟りの世界へ渡るには、アミダ仏の力が必要。

【報身(ほうじん)】
具体的な形のない法(真理)が、私たちに見えるように姿を変え現れる。浄土真宗が本尊とする阿弥陀如来は報身仏である。

【法身(ほっしん)】
色も形もなく、言葉に表すことも想像することもできないが、確かに存在している、法そのもの。
仏の三身(法身・報身・応身)の1つ。これらは、仏という存在の捉え方のようなもの。

ま行

【マインドフルネス(瞑想)】
静かな部屋で、呼吸に集中して自分の内面を俯瞰的に見る。気持ちをコントロールし、集中力を高める効果があり、オフィスで実践する会社も増えている。
スティーブ・ジョブスも取り入れていたという。

【盲冥(もうみょう)】
盲冥とは、真理が見えないこと。世の盲冥、つまり真理が見えていない(衆生)私たちのこと。
煩悩にとらわれている私たちは、真理(苦しみの原因や、この世界で起こる現象の捉え方など)が分かりません。

ら行

【六道(ろくどう)】
死後に輪廻転生する6種の世界「地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間(←今ここ)、天上」
天上にも命に限りがあり、また6つのどれかに生まれる。このループから抜け出し極楽浄土に生まれるのが解脱。